相続などで自宅とは別に、空家や土地を所有している方は、兵庫をはじめ全国にたくさんいらっしゃるでしょう。空家が築浅の物件であれば賃貸に出したり、売却したりできる可能性があります。家が古い場合はどちらも難しく、かといって解体するには費用がかかるため、そのまま放置されている空家もあるほどです。

しかし、2015年に執行された「空家対策特別措置法」によって、空家と認定された建物に対して「固定資産税などの課税標準の特例」の適用が認められなくなりました。そのため、空家を所有していると税負担が増えてしまいます。また、3年以上空家になっていた家を売却すると、「売却時の税優遇措置」を受けることできなくなる可能性もあるため、できるだけ早めに売却した方が負担になりません。

そこで今回は、空家の土地査定をしてもらうときのポイントを解説していきます。

空家を売却したい方は、事前に空家について調べておきましょう。まず、1番に確認するのは「登記簿謄本」です。登記簿謄本には法務局に登記してある空家の情報が記載されています。家に書類が見つからない場合は、インターネットで見ることが可能です。

相続をしたあとに名義変更ができていないと、土地の査定はできても売却することができません。記載されている所有者の名義が自分であるかを確認しましょう。空家を購入している場合は、購入したときの書類を見て契約内容や正確な購入金額がわかれば、おおよその査定金額がわかります。

最後は、売却を依頼する不動産会社の情報を集めておくことです。不動産会社によっては空家の売買が得意でない会社もあります。いくつかの不動産会社をピックアップして、その中でしっかりと対応してくれる不動産会社を選ぶと良いでしょう。

兵庫の有限会社甲南地産では、兵庫をはじめとする近畿を中心に、空家の買取を行っております。日本全国の対応も可能です。ご相談・ご質問は、お気軽にお問い合わせください

不動産会社に空家の査定を依頼する前には、空家の状態を確認しておくことがおすすめです。人が住んでいない家というのは、想像以上に劣化している可能性があります。

現地でのチェックポイントは以下の通りです。

• 空家と隣家の境界線
• 空家に面する道路
• 法令上の制限の有無
• 電気・ガス・水道の状態
• 周辺に売り出し中の物件がある場合はその物件の売り出し価格
• 空家周辺の環境

また、購入希望者が空家を見ても大丈夫なように、庭の草むしりや屋内外を整理整頓し、きれいにしておくことが大切です。

空家を売却するためには、まずは空家の査定依頼をしなければなりません。まずは気になる不動産会社を何社かピックアップしてから依頼をすると良いでしょう。査定方法には、大きく分けて「机上査定」と「訪問査定」の2種類があります。「机上査定」は不動産会社選びも兼ねており、「机上査定」を依頼してその中でも対応の良かった不動産会社に「訪問査定」を依頼するのがおすすめです。

「訪問査定」のときに、少しでも高く査定しもらえるようにリフォームをする方もいますが、空家付きの土地を購入される方はご自身でリフォームすることを考えて物件を選ぶ方も少なくありません。リフォームするかしないかは、よく考えて行うようにしましょう。

また、査定価格＝売却価格になるケースばかりではありません。販売価格が高かったり長く売れなかったりすると、値下げをして販売します。兵庫の有限会社甲南地産では、無料で不動産査定を行っております。お気軽に査定をご依頼ください。

空家や土地といった不動産を売買する機会というのは、人生にそう何度もあることではありません。そのため、空家や土地の売却を成功させるには、不動産会社選びは重要なポイントです。特に空家は売れるまでに平均6か月前後かかると言われています。その間もしっかり管理ができて、売却ノウハウのある不動産会社を選ぶようにしましょう。

兵庫で長年不動産業を営んでいる有限会社甲南地産は、空家や土地といった不動産売却の実績も豊富にございます。空家や土地の売却をお考えの方は、まずはお気軽にお問い合わせください。