山林をお持ちの方の中には「普通の土地と違って査定価格も低そう…」、「そもそも山林の売買を行う業者がいるのかもわからない」といった、お悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか？山林の価値は自然と関連し、山林の状況も時間と共に変わっていくものです。

また、水資源や災害時の土砂崩れ･地滑りなど、山林の状況が所有者以外の生活に大きな影響を及ぼす場合もあるでしょう。そこで今回は、山林の不動産売却時の流れや注意点、売りやすくする方法をご紹介いたします。

兵庫で山林の不動産売却を検討されている方は、ぜひ参考になさってください。

「山林を売却する」と聞くと、「山ごと売る」というイメージを持つ人が多いでしょう。

しかし、山林の売却の場合、「山ごと売る」方法と「木だけ売る」方法があります。木の価格が下がった現代では、山林売却は「山ごと売る」形式がほとんどです。「木だけ売る」より「山ごと売る」不動産売却の方が高額で、手続きもシンプルでわかりやすいです。

また、林業では、山自体は売らずに山に生えている「木だけ売る」という方法をとります。しかし、初心者が林業を始めるのは難しく、ベテランの長年林業に携わってきた方でさえも、十分な収入を得ることが難しい仕事なのです。

「木だけ売る」ためには、伐採や輸送、間伐にコストがかかります。

山林を売却する際は、まず土地の状況調査を行ってから、売却方法の確認・決定をします。そのうえで媒介契約を結び、売買契約が成立して売却という流れです。

土地の状況調査では、私道・村道が通っているか、生えている樹木の種類や樹齢、斜面の状況など、「山林としての利用価値」を測ります。

山林の価値は自然と関連しており、山林の登記簿や森林簿などの書類も参考にします。森林簿は兵庫でも市区町村役場の「農林課」にありますが、兵庫の森林も刻々と変わっていくものなので現地調査が欠かせません。

次に「山林ごと売る」か「木材だけ売る」のいずれかの売却方法を決めます。山林の不動産売却に強い業者と地元の森林組合の両方に相談することがおすすめです。

山林の買取を依頼している不動産業者と媒介契約を結びます。山林は水資源や土砂崩れなどの問題があるため、法律的な責任を明確にしておくこと必要です。買取業者と売買契約を交わし、不動産登記簿と森林簿の所有者を変更して引き渡し完了となります。

兵庫の有限会社甲南地産では、戸建やマンション、土地だけでなく、山林の不動産売却も対応しております。兵庫で山林の不動産売却を承る業者をお探しの方は、ぜひご相談ください。

山林の売却は、一般の土地や建物を売却するのと違って、容易ではありません。山林は広大で正確な広さが出しにくいため、公募面積と実測面積が存在します。山林では、登記簿に記載されている面積と実際の面積に大きな差があることは珍しくありません。登記簿に記載されている面積のことを公募面積、実際の面積のことを実測面積と言います。

公募面積を使うことで、山林の売却がしやすくなります。公募面積を使うことで測量をしないとしても、境界線の確定が必要です。境界線を確定することで後々のトラブルを防ぐことができます。境界線の確定は専門業者に依頼して、隣接地の所有者も立ち会いのうえで行うようにしましょう。

山林の売却では、木を売った収入と土地を売った収入それぞれにかかる税金の種類が異なります。そのため、立木部分と土地部分を別々に契約しないと、確定申告の際にトラブルに発展するおそれがあるため注意が必要です。

山林は一般の土地や建物といった不動産とは異なり、簡単に査定などができないため、不動産売却を考えてもなかなか踏み切れない方もいらっしゃるでしょう。山林の不動産売却では「山林ごと売る」・「木材だけ売る」の2つの方法があり、手順を踏めば山林を売却することが可能です。

兵庫で山林や土地の不動産売却を承る業者をお探しの方は、兵庫県神戸市の有限会社甲南地産へご連絡ください。戸建・マンション・土地・山林などを対象にした、不動産買取の専門業者です。

兵庫をはじめとする近畿を中心に日本全国で、山林や土地などの不動産売却をお手伝いいたします。査定は無料です。兵庫で不動産売却をお考えの方は、お気軽にお問い合わせください。